こんにちは、J1です。今日はですね、英検準2級の英作文についての話なんですが、タイトルからも分かるように何やら穏やかな様子ではないなといった感じが見受けられると思います。普通、英検でも他の試験でもなんでも過去問って勉強するためのいいツールの一つですよね?さらに、塾に通うというのもまた勉強するうえで良い方法ともされています。
しかしながら、今回はそれらの勉強法を少々否定しているかのようなタイトルから始まっております。
正直な話、今回の記事の内容は万人に対するものではありません。
そして、否定的な意見だけではなくもちろんしっかりした英検準2級の英作文への対策も講じていきますし、ここに書いてあることは英検準2級受験者に限らず、英検で英作文が出題されるすべての級に共通して言えることだと思いますので是非幅広い方々に参考にしていただければと思います。
英検準2級の英作文、過去問や塾で勉強はオススメしない3つの理由
それでは一つずつ解説していきたいと思います。
暗記型で勉強してしまう人がいる
英作文なんて暗記なわけないじゃん!と思う人がほとんどでしょう。
しかしながら、実際には、過去問や誰かに師事して勉強しているとどうしてもその過去問での模範解答や指導者の推奨する書き方を知らず知らずのうちにコピーしてしまっていることがあります。
イイものを真似するのはいいことでは?という意見ももちろんあるでしょう。
しかし、その真似が、
学ぶ→真似る→考える→応用する→自分のモノにする
のプロセスに乗せることができる人はいいのですが、
学ぶ→真似る→自分のモノになった(と思い込む)
のプロセスをたどってしまう人がいるんです。
正直いって、準2級レベルぐらいからだと単なるマネでは太刀打ちできません。
英検の英作文のジャンルは何が出るか分からない
これも人に依りけりではあるのですが、過去問や塾等で英作文の指導を受けて書き方も分かって、いざ英検の試験本番に臨む!となったときに実際の問題が今まで自分が練習してきた英作文とまったく的外れな内容だったりした場合に、
戸惑ってしまうことがあるんです。
こうなるケースは過去問や指導者ありきで勉強していた期間が長ければ長いほど起こり得ることなのです。
過去問はしょせん過去のもの。指導者の予想問題もしょせんは予想にすぎません。
自分で英作文できるようになった!「気」になっている
これ、実は結構多いパターンです。
過去問沢山といた!先生にもいっぱい教わった!
これで英検の英作文は任せろ!よしこい!
と準備万端のつもりだったけど、いざ英検試験本番になったみれば、歯が立たなかった。
原因を考えてみると、英作文を自分でうまく構築できなかったから。
なんてこと、結構あるんですよ本当に。
練習は指導者の言う通りに書くことや過去問の答えを見ながらほうほうとうなずき書き取ることではありません。
英検準2級英作文、本当の意味での対策
さて、英検本番前日になって奈落の底に突き落とされたなんて思っている人もいるかもしれませんが大丈夫です。たった1日でも単なるコピーキャットから英作文ライターへと変身できる練習方法もあります。ただ、私が講じる練習法は中には一般的に他の先生方がおっしゃられてることとは違ったこともあると思いますので、もしも良ければ参考にしてみてください。
それでは、やるべき順番に紹介していきます。
英検の英作文問題の解答を日本語で書いてみる
まず、英検の英作文の問題に英語で文章を作って答えるのが本来の問題なんですが、それを日本語で答えてみてください。
そもそも、英作文問題が苦手な人には3種類いて、1つは英語が苦手な人、もう一つは文章の構築が苦手な人そして最後はその両方苦手な人です。
文章を書くなんてこと、日常生活ではなかなかないですよね?まぁ、現役の学生さんでなおかつレポートを書くことが多いだとか、毎日日記を書いていたりする人は別ですが。
いざ紙にペンで文章を書いてごらん?となればなかなかペンが進まなかったりするのです。
まずは、日本語でスラスラと書けるように少しウォーミングアップだと思ってやってみてください。
英検の英作文問題に英語で答えてみる
これはごく普通の英作文問題の練習の仕方です。
ただし、英作文となれば日本語よりもさらに普段機会がないためになかなかどうかけばいいか分からないでしょう。
そんな人は、文章を細切れにしてみてください。
英文が苦手になるのは、長い文章を書こうとするからなのです。
例えば、
I know that , he is really good and famous doctor for this town.
私は彼がこの町で本当に良いそして有名な医者だと知っている
これぐらいの文章であっても苦手な人からすればなかなか書けないもの。
だったら、いちいち文で区切って少しアレンジしてやればいいんです。
There are many people in this town.
He is a good doctor.
And he is a famous doctor too.
Everyone thinks so too.
I know that.
ちょっと意味違っちゃったかもしれませんがだいたい意味一緒ですよね?
英作文問題には正解は1つではありません。
条件を満たしさえすればアナタの書きかた、表現で書いていいのです。
反対意見について書けるようにしておく
私も実際に練習したことがあるのですが、
一つの事柄に対して意見を述べるときにYESかNoか、白か黒か、ネコ好き派かイヌ好き派か
など、どちらか選べ!的な形式ってよくあります。
そんなときに、普通に自分の意見を述べることができればいいのですがそこをあえて自分が思っていない方について論じてみるのです。
本当はイヌ派であっても、ネコ派として文章を書いてみるとか。
キャッシュレスに賛成なんだけど反対派として意見を書いてみるとかね。
こういう練習をすることで、文章作成において非常に柔軟になることができどんなことについてでも自分は文章を書けるんだ!という自信にもつながりますので強くおすすめします。
英検の英作文の過去問をもていないときは?
さて、対策を紹介しましたが中には英検の英作文の過去問を持っていないという人もいるのでしょう。
いままで述べた練習法は過去問ありきのものでした。
しかし、過去問なしでも問題ありません。
〇〇について文章を書け!
なんて問題、別に自分で作ってやってみてもいいのです。
もしも、問題を作れないのであればなんでもいいから英作文で自分の考えや意見を述べてみるのです。
私が冬が好きな理由
とか、
俺はYouTuberって良い仕事だと思わないんだよなあ・・
とか
スマホや絶対に小学生から必要なんだ!
などなど。
なんでもかまいません。
自由形式であなたの考えなんかを英語で書く練習をしてみてください。
最後に紹介した方法は、やればやるほどアナタの力になる筋トレのような方法です。
是非ともやってみてください。
そして、これもいい機会だ!と思ったなら英語や英語に関するブログとかも始めてみてはいかがでしょうか?
私は正直文章を書くのが苦手な人間だったのですが、このブログを始めてからまぁまぁ文章校正能力が上がったと思います。
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